テキサスホールデムとは
テキサスホールデム(Texas hold’em)は、アメリカで最も人気があるポーカーの一種となっています。
テキサスホールデムが最初にプレイされたのは、1900年テキサス州にてと記録がされているそうです。
カジノゲームはほとんど運で勝敗が左右されるゲームが多い中、テキサスホールデムは技術を学ぶことで、勝率を高める事ができるカジノゲームの一つとなっています。
「テキサスホールデムと通常のポーカーは同じルールなの?」
一般のポーカーは手札5枚ずつになるようにカードが配られて、好きなカードの枚数を交換し、役の強さを競うというルールになりますが、テキサスホールデムには、2枚の手札しか配られません。
手札2枚と、テーブルの上におかれているプレイヤー全員が共通して使うカードを利用してカードの強さを競うゲームになっています。
同じポーカーの種類でも、ルールは結構違うので、以下詳しくルールや遊び方の解説をしていきたいと思います。
テキサスホールデムの基本ルール
テキサスホールデムには、ホールカードとコミュニティカードというのが存在します。
ホールカードとは、各プレイヤーに配られる2枚のカードになり、このカードはプレイヤーご自身しか使うことが出来ないカードになります。
また、コミュニティカードとは、テーブルの上にカードの種類・数字が見えるようにオープンされているカードで、プレイヤーの皆さんが共通して使えるカードのことをいいます。
1ゲーム中に4回のラウンドがあるので、コツや技術を学べば勝利するチャンスが1ゲームの4回もあるという事です。
そのため、本当に多くのプレイヤーから人気なゲームとなっています。
また、4ラウンド全てを終わらせたくない方は、途中でゲームをストップする事も可能ですが、途中でストップされると、1ラウンドからベットを全て失ってしまう事になります。。
テキサスホールデムで使用するカードはジョーカーを除いた52枚のカードとなります。
1ゲーム後、手札2枚のカードをおろして、一番強いカードを持っていたプレイヤーが勝利します。
ちなみに、一番強いカードはA(エース)になり、一番弱いカードが2になります。
もっと詳しいゲームのルールを説明する前に、テキサスホールデムで使われるアクションや用語を先に紹介していきたいと思います。
テキサスホールデム|アクション
1.チェック → ベットをしないで、次のプレイヤーにパスすること。
※誰も$1もベットしていない場合のみ使用可能。
2.ベット → 賭けること。
3.コール → 自分の前のベット額と同じ金額を賭けること。
4.レイズ → 自分の前のベット額に上乗せすること。
※2回以上のレイズは、以前上乗せした金額より、さらに上乗せする必要があります。
5.フォード → 勝負を降りること(ゲームから抜け出す)※ダウンとも呼ばれる。
6.オールイン → 自分がもっているチップを全額賭けること。
テキサスホールデム|用語
1.BTN → 一般DEALERと記載されているチップより少し大きめの円盤状アイテムです。
BTNのボタンを持っているプレイヤーが最後にアクションを行えるように、左側から時計回りにゲームが開始されます。※ディーラーボタンとも呼ばれる。
2.SB → スモールブラインドの略。 BTNの左側に座っているプレイヤーで、ベットする時は強制的にミニマムベットを賭ける必要があります。
※SBのプレイヤーは途中でゲームを降りることができません。
3.BB → ビッグブラインドの略。SBの左側に座っているプレイヤーで、ベットする時は強制的にSBより2倍のベット額を賭ける必要があります。
※BBのプレイヤーは途中でゲームを降りることはできません。
4.UTG → アンダー座がんの略。 BBの左側に座っているプレイヤーで、テーブルに座っているプレイヤー皆さんの内、一番最初に次の行動を選択する必要があるため、一番不利なポジションと言われています。
5.フリップフロップ → ゲームに参加されているプレイヤー全てに2枚づつカードが配られた時の状態の事をいう。
テキサスホールデム|カードの役
カードの組み合わせを、カードの役といいます。
テキサスホールデムを遊ぶのに一番重要で、この役が分からないと遊ぶことも出来ないので、テキサスホールデムで存在する9種類の役を分かりやすく弱い役から強い役の順に紹介していきます。
1.ノーペア(ハイカードとも呼ばれる)/No Pair
5枚のカード全てに同数や同種がない役のこと
2.ワンペア/One Pair
同数のカードが1組揃っている役のこと
3.ツーペア/Two Pair
同数のカードが2組揃っている役のこと
4.スリーカード/Three of a Kind
同数のカードが3組揃っている役のこと
5.ストレート/Straight
5枚のカード全ての数字が連続して揃っている役のこと
6.フラッシュ/Flush
1種類のスーツが5枚揃っている役のこと
7.フルハウス/Full House
同数のカード2枚が揃っており、残り3枚のカードも同数である役のこと
8.フォーカード/Four of a Kind
4枚のカードが同数である役のこと
9.ストレートフラッシュ/Straight Flush
1種類のスーツで5枚のカードの数字が連続して揃っている役のこと
10.ロイヤルストレートフラッシュ/Royal Straight Flush
1種類のスーツで10、J、Q、K、Aの5枚が揃っている役のこと
ゲームの流れ:
それでは、分かりやすく、ルールと共にゲームの流れを説明していきます。
ステップ1:座る席を決める。
ステップ2:ディーラーボタンの位置を決めます。
※ディーラーがプレイヤーの皆さんにカードを配り、一番強いランクを持つプレイヤーがディーラーボタンを持つことになります。
ステップ3:ディーラーがカードを配り、BTNの位置が決まったら、次にSBとBBはブラインド額を支払います。
テキサスホールデムでは、ポーカーみたいに、ゲームが開始される前全員が払わなければいけない、参加手数料が存在しないため、SBとBBが代わりにその手数料を強制的に払う必要があるのです。
ゲームのラウンドは、このブラインド額が支払われた後に開始されます。
また、BBは、SBがベットした2倍の額を払わないといけないので、もしSBが$5をベットした場合、BBは$10を払う事になります。
ステップ4:ブラインド額が支払われた後、ディーラーがプレイヤー全員にカードを配り始めます。
全てのプレイヤーにカードが配られた状態を「フリフロップ」と呼ばれます。
プレイヤーは自分の手札2枚を見て、次にアクションを行うか判断します。
最初にアクションを行うのは、UTGのプレイヤーになります。
その後、BBが最後のアクションを行えるように時計回りで、各プレイヤーはアクションを決めていきます。
ステップ5:1ラウンド後、テーブルに3枚のプレイヤー全員が共通で使えるカードおかれます。
この3枚のカードと自分の手札のカードを見て、次のアクションを判断していきます。
ステップ6:3回目のラウンドで、再びテーブルの真ん中にカードが1枚おかれるので、そのカードを見て、次のアクションを判断します。
ステップ7:4回目のランドも、3回目のラウンドと同じで、テーブルの真ん中に1枚カードが追加でおかれます。
ここでプレイヤーのみなさんが、カードを見せあい、一番強い役も持っているプレイヤーが勝利となります。
ゲームの流れに慣れるまで、すこし時間が掛かってしまうテーブルゲームだと思いますので、自信がないプレイヤーは、実際にリアルマネーをベットして遊ぶ前に、オンラインカジノの無料体験版で練習をされるのもいいと思います!
それでは、是非この記事を参考にして、テキサスホールデムで遊んでみてください!